こころふ日記 ~公認心理師が子育てや心理学のことなどを語るブログ~

公認心理師のこころふが、子育てや心理学のことなど気ままに書くブログです。

育休パパの悩み|ママ友との交流をどうしたらいいか? 

 

こんにちは。 

2児のパパであり、長期育休中のこころふです。 

 

私が、育休をとるにあたって心配だったことの一つに、 

「地域のママたちとコミュニケーションとれるだろうか?」 

というものがありました。 

 

今回はこれをテーマに話したいと思います。 

 

 

子育てコミュニティに参加するときの不安 

 

育休をとるからには 

やっぱり子育てサークルとか 

子育て支援センターとか 

利用したいな~と思ってたんですね 

 

子どもへのいい刺激になるし、 

自分自身も勉強になると思ったので。 

 

でも私にとってはほぼ未知の領域だったし、 

そもそも人見知りする方なので、 

 

男一人で浮かないかな~とか、 

ママたちと話せるかな~、と 

不安はありました 

 

 

実際に参加してみて 

 

妻が育休中通っていた子育てサークル初めて参加したときは 

やっぱりソワソワしましたね(;^ω^) 

ママたちと何を話したらいいんだろう、って。 

 

“話題についていけない”というのは大きな壁でした。 

 

例えばですが、その子育てサークルでは、 

無添加食品とか、自然派のものを好むママさんたちが多いんですね。 

 

あるとき、ママさんたちが会話で盛り上がっていたので、 

何を話してるのかな~と耳を傾けると、 

「ぬか」の話題だったんですよ。 

 

私は、生まれてこのかた、 

「ぬか」について興味をもったことがない人間だったので、 

引き出しはまったくの0(ゼロ)、話に入りこむ余地もありませんでした。 

 

あ~、もっと「ぬか」について勉強しておけばよかった、 

なんて思いましたよ(笑) 

 

まぁ「ぬか」はレベル高め(?)だとしても、 

料理全般、いや家事全般低スキルな私には、 

合う話題が少なく、ハードルの高い世界でした(-_-;) 

 

それでまあもちろん多少挨拶とかはするけど 

基本的には子どもの相手をして過ごしてましたね 

 

子どもがいると周りと話せなくても間が持つので、 

それはそれでよかったんですけどね(;^ω^) 

 

 

ママたちと話せるようになったきっかけ 

 

ところが、少しずつ私が場所慣れしたというのと、 

一つの突破口になったのが、私自身が細々と料理を始めたことでした。 

 

特に、ある人から勧められ、 

「低温調理器」なるものを買ったことが大正解でした。 

 

「低温調理器」とは、肉や魚を低温で長時間加熱するための調理器で、 

最近少しずつ一般家庭に浸透してきているようです。 

 

大手メーカーのものだと2万円くらいしますが、 

1万円くらいで買えるものもあります。 

私が買ったのは後者。 

 

これがですね、 

驚くほど簡単に、うまい肉料理がつくれるんですよ! 

ローストビーフも簡単につくれます。 

 

特に鶏もも肉を低温調理すると、これがもう絶品! 

自分でつくったものがこんなにうまいなんて・・・ 

と感動したほどです。 

 

話がそれましたが、さきほどの子育てサークルでは、 

家庭でつくった料理を持ち寄ることになっているんですね。 

 

ある日、せっかくだからとその鶏肉料理を持って行ったところ、 

ママさんたちから、 

 

「おいしい!」 

「どうやってつくったの!?」 

と、賞賛の嵐(笑) 

 

まぁそれはちょっと大げさですが 

料理のレシピを教えるなどして話が弾みました。 

 

それからというもの 

料理話題そこそこできるようになり 

話しやすくなりました 

なにがきっかけになるかわからないものですね。 

 

 

子育て支援センターでは 

男親はやっぱり一人だけなので 

最初はちょっと居づらさを感じたのですが、 

3回目くらいからは慣れて、気にならなくなりました。 

 

保育士の先生が、いろいろと気にかけ、 

話しかけてくれたりもします。 

 

子育てサークルにしても、子育て支援センターにしても、 

もともと先に妻が通っていて、 

周りに「今度だんなが育休とるよ!よろしくね!」と 

言っておいてくれたことも、よかったと思います。 

何事も引継ぎって大切です。 

 

 

子育てコミュニティに参加して感じたメリット 

 

そういう場に参加することで得られる一番のメリットって、 

親同士がコミュニケーションをとることで、 

「この悩み、自分だけじゃないんだ~」と安心できることだと思います。 

一種の自助グループみたいなものですね。 

 

私の場合、ママさんたちと直接連絡をとりあうとかはないですが、 

子育てコミュニティーに参加すれば、 

普通に話せるくらいの関係づくりはできました。 

 

しばしば、「大丈夫ですか?」「子育て大変じゃない?」 

と声をかけられますが、 

たぶん周りからは、危なっかしく見えてるのだと思います(;´∀`) 

というか、実際テンパってること多いし、そのとおりなんだけど(笑) 

気にかけてくれるのは、ありがたいことです。 

 

もちろん、 

「ママ友との関係ってめんどくさい」 

「一人のほうが楽」 

って言うママ、パパもたくさんいるでしょうし、 

そういうコミュニティーが合わない人もいるでしょう。 

 

無理に合わせる必要はないと思います。 

 

ただ、もし気の合う子育て仲間ができたとすれば、 

それは親にとっても子どもにとっても、すごく有意義で、 

プラスになることだと思います。 

 

 

おわりに 

 

というわけで、 

もし私と同じような心配を抱えているパパさんがいたら、 

まずは「ぬか」を勉強しましょう(笑) 

 

それは冗談として、 

私の経験からアドバイスできることがあるとすれば、 

 

①奥さんからママ友を紹介してもらう 

②料理や家事などの話題の引き出しをもっておく 

 (個人的に、低温調理器はまじでおすすめ!) 

③ママ友と悩みを共有し合う 

 

このあたりは、おすすめです。 

もし参考になれば幸いです。 

 

 

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!