こんにちは。
2児の父で、育休中のこころふです。
何度か書きましたが、長女(4歳になりました)が絶賛登園しぶり中です。
かなり強めの拒否だったため、親側も真剣に向き合わねばと思い、あれこれ考えた結果、ここでもゲーミフィケーションの考え方が活かせるのではないかと思い至りました。
結論から言うと、きれいさっぱり解決とまではいきませんが、一定の成果が出ていると感じています。
今回は、娘の登園しぶりへの対応にゲーミフィケーションを活用した例を紹介したいと思います。
子どもの登校しぶりや登園しぶりに悩んでいる方にとっては、参考になるのではないかと思うので、読んでいただけたら幸いです。
娘の状況
まず前提として、娘の登園しぶりに決定的な理由は見当たらないということです。
もしも、園でいじめられているとか、先生の対応が悪いとか、明らかな問題点があるのであれば、そこを解消してもらえるよう働きかけるのが優先でしょうが、どうやらそうではないようです。
娘の話を聞く限り、落ち着きのない子がいたり、周りが騒がしかったりすることにストレスを感じてはいるようではあります。疲れている様子も感じます。
ただ、基本的には、園にいるときは楽しく遊んでいるように見えますし、先生方から見ても同様だと聞きます。
友達や先生への愛着もあるようだし、登園することのメリットは大きい。朝、登園前の憂うつさ、億劫ささえ乗り越えられれば、あとは大丈夫なのではないかと考えました。
登園する過程をゲーム化!
要は、園に到着するまでの過程をゲーム化(クエスト化)して、憂うつさを解消してあげればいいのではないかと考えました。
私の考えた方法は以下のとおりです。
1.自宅から幼稚園までの通園路にチェックポイントを設ける。(最後のチェックポイントは幼稚園)
2.チェックポイントをカメラで撮影(あるいはグーグルマップの画像をスクショ)し、写真に印刷しておく。写真を通園時に提示し、見つけさせる。
3.チェックポイントを見つけるとポイントがもらえることを説明。ポイントは、帰宅後ごほうびシールとして付与。場合によっては、魅力的なおやつを用意する。
4.簡単なストーリーをつくり、チェックポイントを通る理由づけをする。
5.ストーリー、ルールなどの説明は、臨場感を出すため、私が“ナビゲーター役”に扮し、あらかじめタブレットで撮影しておき、通園前に見せる。※BGMはドラクエの序曲
ストーリーの例ですが、こんな感じです。
「みんなの夢をかなえてくれる星の妖精スタピーが、星のかけらをあちこちに落としてしまった。このままではスターパワーが弱まってしまい、みんなの夢をかなえられなくなってしまう。星のかけらは自宅から幼稚園までの道のどこかに落ちている。ぴよ子には、幼稚園につくまでにかけらを拾い集めてほしい。任せたぞ!」
今回のことで、私にストーリーづくりの才能がないことは痛感しました(;´∀`)
でも、娘にはわりと好評だったのでよしとします(笑)
実際、最初にこのゲームを提案したときは、「早く行こう!早く!」と娘のテンションは上がりまくりでした。
家から出かける際の動機づけとして、一定の効果があると感じています。
回数を重ね、娘が飽きてきたなと感じたら、ストーリーをがらっと変えてみるとか、ストーリーにちなんだおやつ(星に形が似ている金平糖とか)をおまけにつけてみたりとか、いろいろ工夫しています。
ただ、最後の最後、ゴールである幼稚園の入り口に着くと、現実に引き戻されてしまうのか、「行きたくな~い」と言い出すことも多いので、万事うまくいくわけではないんですけどね(*´Д`)
娘本人が、自分から「幼稚園に行きたい」と思える工夫も必要だと感じています。
おわりに
登園しぶりの強い子への対応として、ゲーミフィケーションが活用できるのではないかというテーマでした。
子ども騙しだと言われればそうかもしれないし、まだ根本的な解決と呼ぶには遠い状況ですが、一つのきっかけとしてはアリだと考えています。
嫌だと感じているものごとに直面させるより、遊び感覚で取り組んでもらうことで状況がよくなることもあると思うので。
ゲーミフィケーションを活かせる場面はまだまだたくさんあると思うので、うちの子たちには、今後もワクワクするようなゲームをプレイしてもらいたいなと思っています!
最後まで読んでくださった方、どうもありがとうございました!
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