こころふ日記 ~公認心理師が子育てや心理学のことなどを語るブログ~

公認心理師のこころふが、子育てや心理学のことなど気ままに書くブログです。

保育園の保護者対応への不満など

こんにちは、こころふです(*^^*)

最近まで1年間の育休をとり、育児に専念していました。

 

あっという間でしたが、とても楽しく、幸せな1年間でした(*´▽`*)

もっと育休とりたかったくらいです。

 

さて、先日、うちの子と同じ保育園に通うKちゃんのママと話す機会がありました。

Kちゃんはこの4月から保育園デビューしたばかりです。

 

必然的に保育園の話題になったのですが、Kちゃんママからは、出るわ出るわ、園の保護者対応への不満が!!

 

 Kちゃんママの方が特に不満に思っていることの一つに、保育園利用の制度について質問しても、満足に答えが返ってこないことがありました。

聞くと、Kちゃんは市外からの入園なので、園を利用する際の制度がやや複雑なのだそうです。

なので、わからないことを先生に聞くわけですが、あやふやな答えしか返ってこないらしく、何度聞いてもよくわからないそうな(;´∀`)

 

それから、Kちゃんを迎えに行くとき、その日どんなふうに過ごしたか、その報告があまりないのだそうです。

ママさんの方から聞いても、適当な返事しかもらえないとのこと。

 

それ以外にも、塩対応を受けることがたびたびあったらしく、ママさんの方が登園拒否になりそうだったと話していました( ;∀;)

 

実は、Kちゃんママ自身が保育士で、子育て前は保育園でバリバリ働いていたそうなので、余計に保護者対応の粗に気づいてしまうようです。

「もっと保護者の気持ちに寄り添ってほしい」という言葉が印象的でした(;´∀`)

 

Kちゃんママの話には、私も共感できる部分がありました。

 

私自身は、最初のころは、園の対応についてはこんなもんかなぁとあまり気にはしてませんでした。他の園と比較したわけでもないですしね。

 

ただ、娘が登園拒否になってしまったときの園の対応には、強い憤りを覚えたものです。

 以前にも少しだけブログで書きました。kokorofu.com

kokorofu.com

 

例えば、娘が朝行くのを強く嫌がるとき、少しでも負担を軽くしてあげたいと思い、“お昼前に迎えに行く”ことを条件に、連れて行ったことが何度かありました。

 

また、「とりあえず今日は玄関まで行ってみよう。玄関のドアをタッチして帰ってこよう!」と伝え、実際そのとおりにしたこともありました。(スモールステップの考えにもとづいて試してみたことです)

 

いずれも、あくまで娘の気持ちに寄り添い、園への抵抗感をへらそうと思ってやってみたことです。

 

ところが、こういった私の関わり方について、あきらかに嫌そうな顔をする先生がいたのです。

私から「すみません、今日もぴよことお昼前には迎えに行く約束をしているのですが・・・」と伝えると、「子どもに見つからないように来てくださいね( ̄д ̄)」と、すご~く嫌そうな顔で言われたのです。

 

これはどういうことかというと、

そもそも娘は園に行ってさえしまえば、楽しく過ごせているということ。

園としてはなるべく最後まで娘を過ごさせてあげたい、という気持ちがあること。

でも親(私)が迎えにくると、どうしても帰りたい気持ちが強くなってしまう。

だから、親が顔を見せる前に、まず先生から帰りたいかどうかを娘に聞きたい、というわけなのです。

 

これについては私も、娘さえ帰りたがらなければ、そのままお昼過ぎまで園で過ごしてもらいたいなぁと思っていたので、私からよりも先生から確認してもらうという考えには賛同していました。

 

では、なぜ嫌そうな顔をされたのか。

 

これは推測ですが、私が娘を休ませたり早帰りさせようとする態度について、“私が保育園のことを信頼していない”とみなされてしまったのではないか、と思うのです。

 

一応言っておくと、私としては、まったくそのようには思っていませんでした。

娘が園に行ってさえしまえば楽しく過ごしているということは分っていたので、むしろよくしてくれてるんだろうなぁと信用していました。

 

なので、先生からこのような態度をとられてしまったことは、私の中ではかなりショックな出来事でした。

と同時に、憤りを覚えました。

 

わが子の気持ちに寄り添い、無理強いさせるよりは休ませてあげよう、負担をへらしてあげようとする態度が、なぜ責められなければいけないのか。

甘い対応だと受け止められたのかもしれないが、そうだとしても、そんなあからさまに嫌そうな顔をすることが、本当に保育のプロとしての在り方なんだろうか、と・・・。

 

本来、もっと子どもへの対応について、園に相談したり、足並みをそろえたりといった努力が必要なのだとは思うのです。

ただ、私の場合は、相談したところで、先生側の考えを押し付けられるだけなのではないだろうかと思い、あきらめてしまいました。

 

これは逆の視点で見れば、自分の考えを押し付けるような専門家は、相談者の本音を引き出せず、なんら解決に導くことができない、もしくは悪化させかねない、ということです。

専門家のはしくれとして、このことは忘れずにいたいと思います。

 

一応つけくわえておくと、

今でも、園の先生方が、子どもたちに一所懸命対応してくれているというのは、感じています。子どもへの対応については、今のところ信頼しているのです。

だから、今の保育園を選んだことも、トータルで見たらよかったのだと思っています。

 

このまま子どもたちには保育園でいろいろな経験をさせてもらい、のびのび育っていってほしいなぁと切に願っています(*´ω`*)

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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