こころふ日記 ~公認心理師が子育てや心理学のことなどを語るブログ~

公認心理師のこころふが、子育てや心理学のことなど気ままに書くブログです。

娘の登園拒否と向き合う②

こんにちは。

2児の父であり、現在育休中のこころふです。

 

前回の記事で、長女(4歳)の登園拒否状況について書きました。

kokorofu.com

 

1月あたりからは、長女の嫌がり具合に応じて、園に行かせたり休ませたりを繰り返していました。

が、3月に入ってからは、なんと毎日通うことができ、そのまま春休みに突入しました。

  

あらためてここ2~3カ月を振り返ってみます。

もちろん長女が“登園しない”ということにはモヤるわけですが、それと同じくらい周りからのプレッシャーがストレスになりました。

前にも書きましたが、妻との間で意見の対立があり、多少もめました。

私は、なるべく長女本人の気持ちを尊重したいと思い、休ませる日がまあまあ続いたのですが、妻にはあまり理解してもらえませんでした。

 ただ、私も休ませ続けることがいいとは思っていなかったので、ときには登園を強めにプッシュすることもありました。

結局のところ、私の中で、どんな対応がベストなのかという答えは出ていません。

 

不登校をめぐる問題の一つとして、「学校を休んでいることが、不登校の原因になる」という話を聞いたことがあります。

つまり、最初は何かしらの原因、例えばいじめとか勉強するのが嫌だとかいう理由があって休んだのだとしても、休む期間が延びるにつれて、再登校することへのハードルが上がってしまい、不登校になりやすくなる、というものです。

これと同様に、やはり休園する期間が長くなってしまうことで、より登園しにくくなってしまうケースは多々あるでしょう。

なので、子どもの気持ちをしっかり受け止めてあげることが重要なのは当然として、時には強く押し出すということも必要なのではないか、とは思いました。

私だけだと、ソフト路線が強くなりすぎていた可能性はあるので、妻のやや強行路線な考え方があったのは、かえってよかったのかもしれません。

どちらか一方に偏るよりも、子どもの個性やその時々の状態に応じて、甘えさせてあげたり、厳しめに接したりということが落としどころなのだと思います。まぁ当たり前のことかもしれませんが。

 

ちなみに、3月から通い始めたことの一因として、ちょっとした工夫があります。

私は4月から仕事復帰する予定なのですが、娘らには「3月から仕事するよ」と言ってあったのです。「仕事に行けないとお金がもらえないんだよ」とも言ってありました。

長女なりに、日々の生活にはお金が必要だということは理解しており、自分が幼稚園に通うことの必然性を分かってくれたようです。

園の送り迎えの際、私はスーツを着るようにしました。そのほうが、“パパは仕事復帰した”と信じてくれると思ったので(笑)

 

そんな小細工もあり、3月は無事に登園を継続することができました。

しかも、ほとんどの場合、イヤイヤすることがありませんでした。

とりあえず、ホッとしています。

ただ4月になると私が本当に職場復帰することになり、保育時間が延びるので、長女の負担はこれまで以上に大きくなると思います。

また「行きたくな~い!」の波がくるかもしれません。

 

そのとき、どう対応すべきなのでしょう。

仕事を休んででも時々は休ませてあげるべきなのか、じいじ、ばあばの家で過ごさせるのか、何とか説得して登園させるのか、これも答えはない気がしています。

やっていく中で考えていくしかありません。

 

子育てにマニュアルはないなぁとつくずく感じる今日この頃。

でも、がんばるぞ!

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!

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