こころふ日記 ~公認心理師が子育てや心理学のことなどを語るブログ~

公認心理師のこころふが、子育てや心理学のことなど気ままに書くブログです。

Kindle無料部門で1位になりました!

こんにちは!

公認心理師のこころふです。

 

そういえば、昨日が第4回公認心理師試験だったようですね。

私の知人も何人か受験すると話していました。

 

私は第2回試験で受けました。

第1回の問題を見たときは、「よし、これは大丈夫だな」と余裕をくれてたんですが、

いざ受けてみたら問題の難しいこと(´;ω;`)

 

2回目から明らかに難しくなったみたいですね。

「あ~、1回目で受けときゃよかった~」とか思いましたね(笑)

 

終わった後にあわてて答え合わせして、なんとか6割(合格ライン)は超えるか・・・と思いながらも、合格発表をもらうまではソワソワしていました💦

そんなしょーもないことを思い出しました(;^ω^)

 

さて、前回の記事で『1時間でわかるゲーム依存』という本をKindleで出版したと書きました。

同時に無料キャンペーンを行ったところ、今回も多くの方にダウンロードしていただけました(*^-^*)

 

おかげさまで、Kindle無料タイトルの「精神医学」カテゴリで1位をとることができました!!

本当にありがとうございました(*^▽^*)

ちなみに「心理学」カテゴリでは6位が最高でした。

 

無料タイトルの中での話なので、競争率は決して高くないのですが、

それでも1位は嬉しいですね(^^♪

もちろん無料なので、それによる収益は0なんですけども(笑)

 

無料キャンペーンは終わりますが、Kindle Unlimitedを利用している人であればいつでも無料で読めますので、まだの方はよかったら、こちらからダウンロードしてみてください(^^)

 

このKindle出版というもの、やってみるとなかなか面白いもので、手軽に出せるうえ、自分の勉強にもなるのでとてもよいです。

すでに3冊目も書き始めていて、「1時間でわかる依存症家族支援」みたいなタイトルになる予定です。

出版する際にはまたご報告させていただきます!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*^-^*)

 

kindle2冊目出版しました!

こんにちは!

公認心理師のこころふです。

 

このたびAmazon Kindleにて、2冊目の電子書籍を出版させていただきました(^^)/

タイトルは『1時間でわかるゲーム依存』です。

 

 

前作『1時間でわかる依存症』とは姉妹本といったところでしょうか。

前作はこれです。

 

 

今回も、本ブログで書いていた「シリーズ依存症」の記事をもとに再編集したものになります。

 

 

大幅加筆していますので、本ブログ記事を読んだことのある方であっても、ぜひ読んでいただけたらと思います(*^_^*)

 

今回も3日間ほど無料キャンペーンを行いますので、これを機にぜひダウンロードしてください!

よかったらレビューも書いていただけると、今後の参考になりますので、大変嬉しいです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます(^o^)

依存症を知るためのおすすめ本7選!

こんにちは!

公認心理師のこころふです。

 

先日、『1時間でわかる依存症』という本をKindle出版したことを報告しましたが、おかげさまで想像以上に多くの方にダウンロードしていただき、とても嬉しく思っています(*^_^*)

読んでくださった方々、ありがとうございました!

 

今日から2日間、また無料キャンペーンを実施しているので、まだの方はよければ無料の間に手に取っていただけたらと思います!

 よかったらレビューもしていただけると、なお嬉しいです(*^^*)

また、Kindle Unlimitedを利用している人は、いつでも無料で読むことができます。

 Kindle Unlimited(定額読み放題)自体がとてもお得なサービスなので、おすすめです(^^)/

 

さて、私が「依存症」をテーマに本を書きあげることができたのは、私自身の経験によるところもありますが、他の書籍を参考にさせてもらった部分も大いにあります。

 

今回は「依存症を知るためのおすすめ本7選!」と題し、依存症について知りたいと思う方に手にとってもらいたい書籍を、紹介させてもらいます☆

ではさっそくいきま~す

 

1.薬物依存症 松本俊彦 ちくま新書

 松本俊彦先生は、国内の薬物依存研究の第一人者です。

 テレビやYoutubeなどのメディアに出演されることも多く、以前私が主催した依存症セミナーに講師として来ていただいたこともあります。

 この人の講演はとても惹きつけられるものがあるのですが、文章力もすごくて、新書としては分厚い部類に入る本書も、最初から最後までわりとあっという間に読み切ってしまいました。

 薬物依存というテーマについて、さまざまな切り口から書かれているのですが、最終的には「人と人とのつながりが大事」という結論にいきつきます。

 薬物依存に限らず、あらゆる依存問題の根っこに何があるのかを知ることができる名著だと思います。

 

2.人はなぜ依存症になるのか (著)エドワード・J・カンツィアン マーク・Jアルバニーズ(訳)松本俊彦  星和書店

 

 このブログでも何度かとりあげていますが、「自己治療仮説」というこの業界では有名な理論を説明している本です。

 アルコールや薬物に依存する人たちは、ただ「快楽」を求めて使い続けているわけではなく、日々の辛さ・生きづらさから一時でも解放されたいという気持ちから乱用してしまうのではないか、ということを提唱しています。

 これを読むと、依存症の人というのは、「だらしない」とか「意思が弱い」とかいう問題ではなく、大きな精神的苦痛を抱えながら生きている、援助が必要な人だということが理解できると思います。

 

3.アルコール依存症治療革命 成瀬暢也 中外医学社

 成瀬先生は、埼玉県立精神医療センターで副院長をされている、やはりこの業界では有名な人です。

 本書のタイトルにある「革命」という言葉の意味は、従来型のいわば古い常識にとらわれた治療方法に「待った」をかけ、治療構造に改革を求めるものです。

 例えば、アルコール依存治療といえば「断酒」させることが常識なのですが、まずは「減酒」から始めようとする考え(ハームリダクション)もありなのではないか、といったものです。

 全体として、著者のアルコール依存者への温かいまなざしが感じられます。

 

4.酔うと化け物になる父がつらい 菊池真理子 秋田書店

 アルコール依存の父親と暮らしていた著者のエッセー的なマンガです。

 家族目線で描かれており、依存症が家族を巻き込み、苦しめる病だということがよくわかる内容となっています。

 依存症をテーマにしたマンガ作品は他にも多数あり、西原理恵子さんや吾妻ひでおさんなどの作品があります。

 マンガに限った話ではないですが、依存症のことを勉強しようと思ったときに、まず専門書から入るのではなく、当事者や家族目線のエッセー作品から入るのは、アリだと思います。

 

5.CRAFT~薬物・アルコール依存症からの脱出~ 吉田精次、境泉洋 金剛出版

 CRAFT(Community Reinforcement and Familiy Training)とは、依存症者の家族を対象としたプログラムとして開発されたものです。

 依存症者の家族は、本人に対して説得や説教、叱責により、アルコールや薬物、ギャンブルなどをやめさせようとしますが、たいてい上手くいきません。

 CRAFTでは、本人に対して言いたいことが伝わりやすいコミュニケーションの方法や、暴力を予防するにはどうしたらよいか、家族自身の生活を豊かにするのが大事であることなどを、学ぶことができます。

 国内では「CRAFTといったら吉田精次先生」というくらい、吉田先生は有名です。講演を聞いたこともありますが、人柄的にも好感がもてる方でした。

 

6.依存症家族を支えるQ&A 西川京子 解放出版社

 これも家族向けの本です。Q&A形式なので、自分が困っている内容をピンポイントで調べることができるのがよい点かなと思います。

 実際のところ、依存問題に巻き込まれた家族は疲弊しきっている場合が多く、専門書を一から読む余裕もなかなかないと思うので、こういう本の方がとっつきやすいと思います。

 私も家族支援をすることが多かったので、よく参考にさせてもらいました。

 

7.よくわかるギャンブル障害 蒲生裕司 星和書店

 蒲生先生は、厚生労働省で依存症対策専門官をした経験のある医師の方です。

 この本のよいところは、ギャンブル障害というものに対して、しっかりエビデンスにもとづいて幅広い知見が書かれているところです。2017年出版なので、情報もまだそれほど古くなく、ギャンブル障害(依存)について全体像を知るにはよいと思います。

  帯の文句にもありますが、本人・家族・治療者問わず、ギャンブル障害に悩む人にはおすすめの一冊です。

 

おわりに

 依存症について勉強するのに、まず手にとってもらいたいなと思う書籍を紹介させてもらいました。

 いずれも比較的読みやすく、スッと内容を理解できるものです。

 私が『1時間でわかる依存症』を書いたときにも、大いに参考にさせてもらいました。いいとこどりと言ってもよいかもしれません(笑)

 本当に時間がなくて、依存症の概要を短時間で知りたいという方には、『1時間でわかる~』も参考になると思います。

 まだの方はよかったら手にとってみてください(^^)/

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*^^*)

Kindle出版しました!

こんにちは。

公認心理師のこころふです。

 

突然ですが、このたびKindle出版しました!

 

電子書籍出版については、前々から気になっていて、このたび思い切ってやってみました。

 

肝心のタイトルですが、

『1時間でわかる依存症』です。(著者名は「公認心理師こころふ」にしてます)

 

過去に「シリーズ依存症」として書き溜めた記事を、編集してまとめたものです。

 

編集するだけなら簡単かと思いきや、内容の順序を入れ替えたり文章の修正をしたりと、思った以上に時間と手間がかかりました。

あとは、本としての体裁を整える作業、たとえば表紙をつくったり、目次をつくったり、章立てをどうするかを考えたり、慣れない作業がしんどかったです。

1冊の本を出すことの大変さを思い知りました( ;∀;)

 

でもAmazonのサイトに自分のつくった本が並ぶというのは、感慨ぶかい!

最初に見たときは感動しました(*^_^*)

 

タイトルの通り、1時間くらいで読み通せる内容になっています。

私の依存症支援の経験から、ここだけは知っておいてもらいたいと思った内容をなるべく簡潔にまとめたつもりです。

 

ブログで書いてきた以上の内容があるかというと微妙ですが、1冊の本としてまとまっていることには一定の価値があるかと思います。

もし手にとっていただけたら幸いです。

一応250円の値段はつけているのですが、今日から2日間、

キャンペーンで0円にしておきますので、どうぞ無料のうちに手に取ってください(笑)

 

キャンペーン期間終了後も、Kindle Unlimited(月額980円の読み放題サービス)を利用できる方であれば、これまた無料で読むことができます。

私も使ってますが、Kindle Unlimitedは本当に便利でおすすめです! 

 

 

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育児・家事で忙しい人のためのワイヤレスイヤホン勉強法

こんにちは。

2児の父であり、最近まで1年間育休をとっていたこころふです。

今は仕事に復帰し、てんてこまいの日々です。

 

 

育児はとにかく忙しい

1年間育児・家事とがっつり向かいあうことで、主婦(主夫)が自分の時間をとることの難しさを痛感しました。

 

育児・家事スキルを磨くこと自体に大いに意味があるとは思うのですが、

かといって、それだけになってしまうのは、視野が狭くなり、

なんだか世間に取り残された気持ちになってしまう方もいるのではないでしょうか。

 

私は、育児・家事以外にもいろいろと勉強したり試したりしたいと思っていたので、なんとかその時間を捻出したいと常々考えていました。

そんななか編み出した・・・というと大げさですが、自分にピタリとあった勉強法を見つけることができました。

 

ワイヤレスイヤホン勉強法

読んで字のごとく、ワイヤレスイヤホンを使って勉強する方法がおすすめです!

私はよく皿洗いをしながらYoutube(主に勉強系)をラジオ感覚で聴いたり、オーディオブックを聴いたりということをしていたのですが、それだとかなり音量をあげなければならず、家族に「うるさい!」と言われていました(;´∀`)

 

そこで考えたのが、「Bluetoothのワイヤレスイヤホンを使えば、周りに迷惑をかけずに聴けるのでは?」ということでした。

最初に買ってみたのが、これです。

  • 【進化版Bluetooth5.0 最大240時間連続駆動 イヤホンLED電池残量表示】イヤホン Bluetooth ワイヤレス イヤホン 超大容量充電ケース付き イヤホンLED電池残量インジケーター付き 完全ワイヤレス イヤホン Hi-Fi 3Dステレオサウンド 自動ペアリング CVC8.0ノイズキャンセリング タッチ式 ブルートゥース イヤホン IPX7防水 Siri対応 落下防止 マイク内蔵 技適認証済 iPhone/iPad/Android適用
    Sekuret
    ¥3,680
¥3,680

購入したときはセールか何かでもう少し安かった気がします。

Bluetoothのイヤホンってなんとなく高いイメージがあったので、思ったより安くびっくりしました!

使い心地ですが、音は明瞭に聞こえ、ほとんど何も問題ないです。

Bluetoothにも簡単に接続することができ、メカ(?)に詳しくない私でも大丈夫でした。

一度スマホと接続してしまえば、その後は箱からイヤホンを出せば自動的に接続され、箱にしまえば自動的に接続解除されるので、スムーズにオン・オフの切り替えが可能です。

強いて難点をあげるとすれば、少し耳から外れやすかったかな~という印象があります。耳の形にもよるのかもしれません。

それでも価格を考えれば、コストパフォーマンスは最高でした!

ところがあるとき、イヤホンの耳に当てる部分、ゴムの柔らかい部分がとれてどこかにいってしまい、耳への装着感がわるくなってしまったことから、別のイヤホン購入を考えました。

 

次に買ったのがこれです。

 

Bluetooth イヤホン Bluetooth5.0+EDR搭載 ワイヤレスイヤホン 自動ON/OFF ボリューム調節可能 自動ペアリング マイク付き 両耳ハンズフリー通話 マイク内蔵 ブルートゥース イヤホン Siri対応
AKIKIJP

 

こちらはぐんと価格が上がります!

でもちょうどAmazonポイントやギフト券が溜まっていたので、それらを駆使して802円で買うことができました(笑)

これにしたのはレビューがよかったからです。

高いだけあって、耳への装着感はよいですね。

耳から外れてしまうこともほとんどありません。

 

すでに半年ほど使っていますが、ほとんど毎日、運転中や皿洗い、洗濯物干し中など、何も考えずにできる作業のときに使い、Youtubeなどを聴いています。

私は特にマネー系のYoutuberの話を好んで聴いていて、この勉強法で得た多くの知識を得ることができました。

 

購入するタイミング

先ほども書きましたが、タイムセールのときに買うのがおすすめです。

AmazonはAmazonプライムデーをはじめよくタイムセールをやっていて、ワイヤレスイヤホンはよく安くなっているのを見かけます。

 

中には驚くほど値下げされていることもあるので、興味のある方は、ぜひそのチャンスを逃さずにゲットしてもらえたらと思います。

 

おわりに

というわけで、今回は育児・家事におわれながらも、何とか勉強の時間を確保したい人向けのワイヤレスイヤホン勉強法について書きました。

 

育児・家事をしている人に限らず、ちょっとした移動中とかにも使える方法です。

Audibleなどのオーディオブックを聴くのもよいと思います。

 

気を付けなければいけないのは、音声に夢中になりすぎて、子どもへの対応がおろそかになってしまうことです。

子どもと向き合うときは、イヤホンを外すか音声を止めましょう。

 

子どもがぐっすり寝ていたとしても、妻に声をかけられて私が返事をしないと怒られますが(;´∀`)

 

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依存症支援“初心者”のあなたへ②

こんにちは。

心理職として対人援助の仕事をしているこころふです(*^^*)

前回こんな記事を書きました。

kokorofu.com

 今回はその続きとなります。

 

家族支援って何をするの?

依存症支援のなかでも、とても重要なのが家族支援です。

 

そもそも最初に相談に来ることが多いのが家族ですし、

家族の関り方しだいで、本人の回復につながることが多いからです。

 

ここではまず、家族支援の中で出てくることの多い2つの言葉について説明します。

 

共依存

「共依存」という言葉を聞いたことのある人も多いと思います。

まずはこの言葉について説明します。

 

ここでは、アルコール依存の夫、それを支える妻、という典型的な依存症家族を例にとってみたいと思います。

 

夫は毎日頭がお酒のことでいっぱいです。

では、そんなアルコール依存の夫と一緒に暮らす妻は、日々どんなことを考えているのでしょうか?

 

おそらく、お酒ばかり飲んでいる夫が心配もしくは嫌気がさし、どうしたら変わってくれるのだろうと、日々思い悩んでいるはずです。

 

この場合、妻は妻で、“アルコール依存を抱える夫”のことで頭がいっぱいなのです。

これは、依存症者がアルコールや薬物、ギャンブルのことばかり考えている状態と似ています。

この状態を「共依存」といいます。

 

共依存の状態に陥ると、健康的な考え方や行動がしづらくなり、気持ちは落ち込み、不安になり、うつのような状態になってしまいます。

こうなると、本人に対して冷静な対応がとれなくなってしまいます。

 

イネイブリング

次に、これまたよく使われる「イネイブリング(enabling)」という言葉について取り上げます。

enablingは、enable(~を可能にさせる)という英語から派生しています。

 

例を挙げてみます。

ギャンブル依存のある男性が、ギャンブルにのめりこむことにより、多額の借金をつくってしまいました。

それを見かねた両親が、「もう二度とギャンブルをしないと約束するなら、借金を返してあげるよ」と、息子の借金を肩代わりしたとします。

 

両親に感謝し、いっときはギャンブルを止めた男性ですが、賭けに勝ったときの快感が忘れられず、ほどなくしてギャンブルを再開してしまい、また借金をつくり・・・

(このような最悪のループが続いてしまうことは、決して珍しいことではありません)

 

この例では、両親が借金の肩代わりをすることで、男性のギャンブル行動をむしろ続けさせてしまっています。

これが「イネイブリング」とか「尻ぬぐい行動」などと言われる行動です。

 

「共依存」と「イネイブリング」については、過去にも書いています。参考までに。

kokorofu.com

 

家族が気をつけるべきこと

「共依存」「イネイブリング」といった言葉を紹介しましたが、家族がすべきことは、共依存から脱し、イネイブリング行動を止めることです。

 

そのためにも、まず支援者がやるべきことは、家族に対して、

家族が共依存といった状態に陥っていること、イネイブリングすることで依存行動を助長してしまっていることを説明し、理解してもらうことです。

 

もちろん、それだけで家族が本人に対する行動をがらりと変えるのは難しいですが、

少なくとも改善への一歩を踏み出したことになります。

 

効果的なコミュニケーション

先ほどの借金肩代わりの例では、わかりやすいNG対応を挙げましたが、

よくない対応方法はたくさんあります。

感情的に怒ったり、くどくどと説教したり、相手をこきおろしたり・・・

こういったネガティブなかかわり方は、本人との関係を悪化させるだけなので、よくありません。

 

ではどんなかかわり方がよいのか?

 

できるだけ穏やかでポジティブなコミュニケーションを心掛けることです。

 

些細ではあっても、相手のできているところ、頑張っているところを見つけることが大事です。

そういったポジティブな面に着目することで、自然と本人との関係性はよくなっていきます。

関係性がよくなれば、家族からの提案もしやすくなります。

 

I(私)メッセージという方法もあります。

「私は、あなたにはお酒の量を減らしてもらいたい」

「私は、もう少し家事を手伝ってもらいたいと思っている」

という具合に、I(私)を主語に話す方法です。

 

この話し方だと、あくまで「私」がそう思っているということを伝えるにすぎないので、相手への押しつけがましさが弱まります。

 

逆に、Youメッセージ、つまり「あなたは〇〇すべき」といった話し方は、押しつけ感が強いので相手の反感を買ってしまいやすいです。

 

家族自身が生活を楽しむ

先ほど共依存について書きましたが、ひとたび共依存に陥ってしまうと、

依存問題を抱える本人に対して、過度に気にしすぎたり、感情的に責めてしまったりと、いいことがありません。

 

どうしたらそのような状況を脱せるのかといえば、本人とは日常生活で距離をとって生活をすることが望ましいです。

そして、趣味を楽しんだり、友達とおしゃべりをしたりといった、自分だけのリフレッシュできる時間をもつべきです。

 

「家族(依存問題のある本人)が大変なときに自分だけ趣味を楽しもうなんて不謹慎だ」と言う方も多いのですが、そう思うこと自体が本人に巻き込まれている証拠です。

 

本人の依存問題とは全く別の、楽しいことに気持ちや考えを向けることが、結局はいろいろとうまくいきやすくなります。 

 

家族教室

これまで家族がするべき対応、すべきでない対応を挙げてきましたが、

こういったノウハウを知るのにうってつけなのが家族教室です。

 

家族教室は、専門の医療機関や、精神保健福祉センターなどで行われています。

ダルクでも家族勉強会を開いているところがありました。

 

家族の依存問題で悩んでいる人たちが集まる場所なので、悩みを共有できたり、

一歩先ゆく先輩参加者に、“どうやって問題を乗り越えてきたのか”生きたアドバイスを聞くこともできます。

 

支援者の方であれば、所属する相談機関で行っているかもしれません。

 

私も家族教室を開催する側の人間でしたが、基本になるプログラムがあって、それ以外にも家族が自由に話すミーティングの時間を設けたり、当事者の方を講師として招いたり、といった感じでいろいろ工夫しながらやっていました。

 

思うようにプログラムを回せず思い悩むこともありましたが、参加されるご家族に助けられることも多かったですね。

 

その中で感じたのは、プログラムそのものよりも、家族同士が交流を通じて、「苦しんでいるのは自分だけじゃないんだ」と安心をしたり、本人への関り方のヒントを得たりといった部分の方が大事なんだろうなということでした。

 

家族同士の自助パワーを感じることのできる貴重な体験でした。

 

 なお、家族支援については過去にも記事を書いています。これまた参考までに。

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本人支援って何をするの?

次に本人支援について書いていきます。

ウェルカムな態度で臨む

家族が先に相談に来て、そのうち本人が相談の場面に登場するということもありますし、少数派ではありますが、最初から本人が来るという場合もあります。

 

いずれにせよ、世の中の依存問題を抱える方たち全体の中では、ほんの一握りのはずです。

 

多くの場合、相当な覚悟をもって相談に来ていると思うので、そこに敬意を払い、

できる限りウェルカムな態度で対応に臨むようにしています。

 

そうすることは、結果的に、継続的に相談に来てもらうことにつながります。

 

診断(見立て)をする

医療機関であれば診断を、医師がいなくても「〇〇依存の傾向がありそうだな」と見立てをしたうえで、支援の方向付けをします。

 

自分が継続的にフォローしていくのか、他の相談先を案内したほうがいいのか、などと判断をしていくことになります。

 

適切な相談先を案内する

相談先を案内する場合、やはり医療機関や自助グループ、ダルク、精神保健福祉センターなどが候補となります。

 

kokorofu.com
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参考:ダルク 回復する依存者たち――その実践と多様な回復支援

 

また、依存問題だけでなく「そもそも知的障害や発達障害があるのではないか」「日中活動の場所が必要なんじゃないか」「就労支援が必要なのではないか」「お金の使い方の支援をした方がいいんじゃないか」などといったいろいろな課題が見えてくることも多いです。

 

そういった場合は、自治体の福祉課や発達障害者支援センター、就労相談センター、社会福祉協議会などとの連携も必要になってきます。

 

最初はなかなか難しいと思いますが、相談者の話を聴くなかで、どんな支援機関が合うのかを考えたり、その機関とのつなぎ役になったりといったことも大事なポイントになります。

 

当事者(本人)向けのプログラムを行う

 当事者(本人)向けのプログラムを受けてもらうことも選択肢の一つです。

 

プログラムにもいろいろとありますが、おそらく最も有名なのがSMARPPでしょう。

よくわかるSMARPP―あなたにもできる薬物依存者支援

 

国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦先生が開発した、認知行動療法をベースとした薬物依存症治療回復プログラムです。 

 

SMARPPおよび、その類縁のプログラム(TAMARPP、だるま~ぷなどのご当地プログラムのこと)も含めれば、全国各地いろいろなところで実施されています。

 

専門医療機関や精神保健福祉センター、ダルク、保護観察所などなど、さまざまな機関で活用されています。

 

詳しくはこちらをお読みください(*^^*)

kokorofu.com

 

 ここでも、やはり大切なのはプログラムそのものよりも、本人がプログラム参加を通して、同じ依存問題に悩む仲間や支援者とつながれることなのだと思います。

 

そして、実はその先にある個別支援の方が大事なのだろうとも思います。 

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 おわりに

というわけで、「依存症支援“初心者”のあたなへ」と銘打って、

依存症支援のポイントを過去記事を再構成するような形で書いてみました。

 

①の方でも書きましたが、私が依存症支援を始めたばかりのころに、読めたらよかったな~と思うような内容にしました。

 

初めて依存症支援をすることになってどうしたらいいかと戸惑っている方、また単純に「依存症ってよくわからないから知りたい」という方にとって、少しでも役に立てたなら、これほどありがたいことはありません(*^^*)

 

最後まで読んでいただき、ありがとうざいます!

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依存症支援“初心者”のあたなへ①

こんにちは、こころふです(*^^*)

ざっくり言うと、対人援助の仕事をしている公認心理師です。

 

 

私はある時期、依存症支援に携わっていましたが、初めてのころは何をしたらいいのかわからず、途方に暮れていたことを思い出します。

 

振り返って思うことは、依存症支援“初心者”向けのガイドブック的なものがあったらな~ということです。

そういうものがあったとしたら、数年前の自分に渡してあげたい(笑)

 

というわけで、タイトルにもあるように

最近、依存症支援を始めた“初心者”の方に、これだけは押さえてもらいたいというポイントを凝縮して、簡単にまとめてみたいと思います!

 

ちなみに過去に「シリーズ依存症」という記事を16個書いていますので、

よかったらこちらもお読みください!

シリーズ依存症① ~人はなぜ依存症になるのか? 回復のために必要なのは?~ - こころふ日記 ~公認心理師が子育てや心理学のことなどを語るブログ~

シリーズ依存症② ~そもそも依存症って何? どんな依存があるの?~ - こころふ日記 ~公認心理師が子育てや心理学のことなどを語るブログ~

シリーズ依存症③ ~アルコール依存という病気~ - こころふ日記 ~公認心理師が子育てや心理学のことなどを語るブログ~

シリーズ依存症④ ~薬物依存って何? 処方薬、市販薬への依存って?~ - こころふ日記 ~公認心理師が子育てや心理学のことなどを語るブログ~

シリーズ依存症⑤ ギャンブル依存のウソ・ホント - こころふ日記 ~公認心理師が子育てや心理学のことなどを語るブログ~   

シリーズ依存症⑥ ゲーム依存について考えてみた。 - こころふ日記 ~公認心理師が子育てや心理学のことなどを語るブログ~

シリーズ依存症⑦ クレプトマニア~万引きをやめられない精神疾患~ - こころふ日記 ~公認心理師が子育てや心理学のことなどを語るブログ

シリーズ依存症⑧ 自助グループについて - こころふ日記 ~公認心理師が子育てや心理学のことなどを語るブログ~

シリーズ依存症⑨ 家族支援って何をするの? - こころふ日記 ~公認心理師が子育てや心理学のことなどを語るブログ~

シリーズ依存症⑩ 認知行動療法とSMARPP - こころふ日記 ~公認心理師が子育てや心理学のことなどを語るブログ~

シリーズ依存症⑪ リストカット・自傷 - こころふ日記 ~公認心理師が子育てや心理学のことなどを語るブログ~

シリーズ依存症⑫ 香川県のゲーム規制条例の問題点 - こころふ日記 ~公認心理師が子育てや心理学のことなどを語るブログ~

シリーズ依存症⑬ 共依存とイネイブリング - こころふ日記 ~公認心理師が子育てや心理学のことなどを語るブログ~

シリーズ依存症⑭ 底つき体験とは? - こころふ日記 ~公認心理師が子育てや心理学のことなどを語るブログ 

シリーズ依存症⑮ ダルクって何? - こころふ日記 ~公認心理師が子育てや心理学のことなどを語るブログ~  

シリーズ依存症⑯ 個別支援の必要性 - こころふ日記 ~公認心理師が子育てや心理学のことなどを語るブログ~

依存症ってなに?

一言でいえば、「何かに夢中になり、やめたくてもやめられず、日常生活に支障をきたしている」という状態が、依存症です。

 

どんなに夢中になっていたとしても、日常生活に支障が出ていなければ、依存症とはいいません。

どんなにゲームにはまり、長時間プレイしていたとしても、例えばそれ自体で稼ぐプロであったり、そうでなくても生活はふつうに送れている人を依存症とは呼びません。

 

逆にお酒の場合でいうと、大した量を飲んでいなくても、しょっちゅうそれで仕事を休みクビになってしまうようであれば、アルコール依存だと言えるでしょう。

 

依存症と言うと、「だらしない」「意志が弱い」などのネガティブなイメージをもつ方もいるかと思いますが、それは誤解です。

依存症は、誰でもなる可能性があります。

 

どんな依存があるの?

世の中、いろんな依存であふれています。

〇〇依存と名付ければ、なんでも依存症になってしまう風潮もある気がします。

でもここでは、主要な依存を挙げてみたいと思います。

 

やはりよく挙げられるのはこの3つでしょう。

アルコール依存、薬物依存、ギャンブル依存、です。

このあたりはエビデンス(科学的根拠)がしっかりしていると言われています。

 

それに加え、今何かと話題なゲーム依存

WHOが出しているICD-11にも「Gaming disorder」が収載されることになりました。

ゲーム障害、ゲーム症などと訳されるのが一般的です。

参考:よくわかる依存症 ゲーム、ネット、ギャンブル、薬物、アルコール こころのクスリBOOKS

なぜ依存するの?

脳が快感を覚える

アルコールや覚せい剤、大麻といった依存物質には、人の脳に快感を与える性質があります。

脳はこの快感を記憶し、何度でも同じ快感を味わいたいと欲します。

しかし、繰り返し体内に摂取しているうちに、同じ量では快感を得づらくなっていき(これを耐性といいます)、だんだんと摂取量が増えていきます。

こうして依存物質のとりことなっていくのです。

 

ただ、これだけでは説明できない点があります。

例えば、お酒を飲んでも依存する人、しない人がいます。

成人になればほとんどの人が一度はお酒を飲んでみると思いますが、アルコール依存になってしまうのはその中の一部の人です。

 

つまり、依存症になりやすい人、そうでない人がいるのです。

 

自己治療仮説

エドワード・カンツィアンという精神科医が提唱したのが、自己治療仮説です。

参考:人はなぜ依存症になるのか 自己治療としてのアディクション

依存症になってしまう人の多くは、孤独感や生きづらさ、あるいは精神疾患を抱えていると言います。

こういった人たちが、アルコールや薬物などを摂取することで、こころの辛さを一時的にでも解消できたとします。

そうすると、辛い気持ちを感じるたびに、同じようにアルコールや薬物に手を出すようになってしまうのです。

 

この一連の行動が、あたかも自己治療しているかのように見えることから、

自己治療仮説というわけです。

 

アルコールや薬物といった物質だけでなく、ギャンブルやゲームといった行動でも似たようなメカニズムが働いています。

 

これらのことを踏まえれば、依存症支援で大事なことは、

その人を無理に依存対象から引き離すことではなく、

その人が抱える生きづらさや孤独感といった、こころの辛さを解消してあげることにあると言えるでしょう。

 

どんな相談先があるの?

専門医療機関

専門の医療機関は、全国的にも多いとは言えませんが、あるにはあります。

一般の精神科や心療内科でも診てくれるところはありますが、依存症についてよく知らない精神科医もいるので、できれば専門のところがよいでしょう。

 

ただ、依存症そのものは薬で解決するのが難しいものです。

抗酒薬という、酒をやめやすくする薬も存在しますが、その薬を飲むかどうかは患者自身にゆだねられるわけですから、飲まなければそれでおしまいです。

 

薬はあくまで補助手段と考えたほうがよいでしょう。

 

自助グループ

自助グループの発症は、AA(アルコホーリクス・アノニマス)という、アルコール依存を抱える人たちの集まりでした。

これがさまざまな分野に発展していき、薬物はNA(ナルコティクス・アノニマス)、ギャンブルはGA(ギャンブラーズ・アノニマス)といった具合に、多くの自助グループがうまれています。

 

同じ依存問題を抱える仲間が集まり、ミーティングなるものを行います。

簡単に言ってしまえば、自分の現状や悩みを語り合うのですが、これは一度でいいので、参加してみると雰囲気がつかめてよいと思います。

オープンミーティングと呼ばれる、当事者以外の人でも参加できる回があるので、そこに参加(見学)してみましょう!

 

自助グループへの参加は、依存症から回復するための王道的な方法です。

「自助グループへの参加なくして回復なし!」と考える支援者もいます。

それくらい重要な資源なのです。

 

ただ、この考え方には賛否もあります。

自助グループに合う人、そうでない人がいるという点は、覚えておいたほうがよいでしょう。

 

ダルク (もしくは他の回復支援施設)

ダルクは、民間の依存症回復施設です。

主に薬物依存を対象にしていますが、私が知っているダルクでは、アルコール依存の方も多く入所されていました。

稀にギャンブル依存の人もいると聞きました。

 

同じ病気を抱え、回復していこうとする仲間が共同生活するわけです。

ダルクから自助グループにも通います。

数ある方法の中でも、ダルクはかなり回復率が高いと言われています。

 

正直、最初は私も会うのが怖かったのですが、実際に会ってみると、ダルクの人ってめちゃくちゃ仲間思いで、人間的魅力のある人が多いことに気づかされました。

ダルク 回復する依存者たち――その実践と多様な回復支援

 

なお、ダルク以外にも、民間の回復支援施設はあります。

 

精神保健福祉センター

各都道府県に必ず1つはある行政機関です。

最近では、依存症支援に力を入れるところも増えてきています。

当事者(依存症を抱える本人)向けのプログラム、家族向けの家族教室など、さまざまな事業を行っているところも多いです。

 

最初の相談先として、比較的ハードルが低いのが、この精神保健福祉センターかなぁと思っています。

ここから自助グループやダルク、医療機関を案内される場合も多いです。

 

どんな人が相談にくるの?

依存症を抱える本人よりも、その家族が最初の相談者となることが多いです。

 

なぜなら、本人はそもそも自分が病気であると思わないし、それを指摘されたとしても否認しがちです。

それは依存症の特徴の一つでもあります。

 

そして、まず困るのは、本人よりも家族である場合が多いのです。

というわけで、家族の話を聞き、相談にのるところから支援は始まります。

 

 

長くなりそうなので、ここで一旦区切ります。

次回は、どんな支援をしていくのか、具体的に書いてみたいと思います(*^^*)

 

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時短勤務やめます・・・

こんにちは、こころふです^^

2児の父で、昨年度は1年間育休をもらっていました。

 

育休中にも思っていたことですが、

妻、私ともにフルタイム勤務で

2人の子を育てていくのは、かなり大変だなぁと感じています。

 

 

昨年は、娘の登園拒否が激しかったこともあったのですが、

共働きで家族みんな穏やかに過ごせるのだろうかという不安があり、

管理職に相談したところ、時短勤務で職場復帰することを提案されました。

 

私は渡りに船だと感じ、時短勤務を希望しました。

 

 

しかし、ふたを開けてみたら、割り当てられた仕事は休む前と大して変わらない内容で、時短で回すにはかなり厳しい状況でした。

 

このへんは、少し前にも書きました。 

kokorofu.com

 

その上、最近になり、同僚が体調を崩し病休に入ってしまうという出来事がありました。

復帰がいつになるのかわからない状況であり、その穴埋めが必要となりました。

 

そして、ついに昨日上司から呼び出され、直々にフルタイム勤務への復帰および病休の方の穴埋めを依頼されました。

 

断れる状況ではなく、私はすぐにわかりましたと返事をしました。

 

そうするしかないということは、私自身わかっていました。

私が上司の立場でも、部下(私)にそう指示するでしょう。

 

でも、頭で理解はできても、感情的にはとてもやりきれない気持ちでした。

 

あぁ、結局こうなるのか・・・と。

 

やっぱりワークライフバランスなどという言葉は絵空事にすぎず、

仕事とプライベートとの両立はむりなんだなぁ、と。

 

人によっては、断固時短勤務をつらぬくという強い人もいるかもしれません。

ただ、私にはそれだけの意志力はありませんでした。

 

組織的にてんやわんやの状況にあるのは間違いなく、それを横目で見ながら、

早く帰るというのは、ちょっとできませんでしたね(-_-;)

 

幸いにも、妻の仕事の負担が去年に比べるとだいぶ減ったということと、

妻の両親が快く子どものせわをしてくれるということですね。

そうでなかったとしたら、もしかしたら私は断っていたかもしれません。

 

いいんだか、わるいんだか、という話もあるのですが・・・

 

こうやって、日本の会社なりは、社員の自己犠牲のもとなりたっているんでしょうね。

 

あ~あ。

(*^^*)

ただ、ネガティブになってばかりもいられないですよね!

これからも、自分らしい生き方、働き方を模索していこうと思います(*^^*)

 

 

 

“PRIDE”スキルで子どもへの関わりがうまくなる!

こんにちは、こころふです(*^^*)

昨年度1年間育休をとり、今は心理の仕事に復帰しています。

 

子どもの発達をうながすためのコツとして、

「子どもに言葉のシャワーをあびせてあげましょう」って言うの、聞いたことありませんか?

 

これは、子どもの発達相談の場でよくされるアドバイスのひとつです。

大人からの言葉かけを多く受けた子どもは、言葉が発達しやすいですし、親子関係も良くなると言われているからです。

 

相手が赤ちゃんで、「言葉なんてわからないだろう」と思い、大して言葉かけしないのはもったいないことです。

 

上記したことは、多くの方のイメージ通りの内容だと思います。

ですが、じゃあ具体的にどのように声をかけるのがよいか、というと明確に言える人は少ないのではないでしょうか?

 

「よい言葉かけを」とアドバイスされて、すぐに上手にできる人はできるでしょうが、

「そう言われてもよくわからない」という人は少なくありません。

 

そんな人には、私は“PRIDE”スキルを意識することをおすすめします。

 

PRIDEスキルとは?


私がこの言葉を知ったのは、過去の記事でも紹介した 

1日5分で親子関係が変わる!育児が楽になる!PCITから学ぶ子育て

という本でした。

kokorofu.com

 

このPCITというのは、Parent Child Interaction Therapy(親子相互交流療法)の略で、

育児に悩む親と、子どものこころや行動の問題に対して行われるセラピーです。

 

 

セラピストは、親子の交流場面をマジックミラー越しに観察し、リアルタイムで関わりのアドバイスをします。

これにより、子どもの行動や親子関係が改善するなどの効果が期待できるのです。

 

ただ、難点としては、このセラピーを厳密にバッチリ実行するのはかなり難しいということだと思います。

プログラムを、通しでぜんぶやろうとするのはかなり時間がかかりますし、

そもそも、マジックミラーを設置している施設自体、そうそうないです(笑)

PCITを実施している機関は、国内だとまだまだ少ないので、誰でも簡単に受けられるものではないです。

 

それでも、私としては、PCITのいいとこどりで、やれるところだけ切り取って行うのでも十分に効果が期待できると思っています。

 

なかでも、5つのDoスキル、通称“PRIDEスキル”は、かなり使い勝手がよいと感じています。

 

5つのDoスキル 

P:賞賛する(ほめる) Praise

R:繰り返す(子どもの言葉を受け止め、返す) Reflect

I:まねをする(子どもの行動のまね) Imitaite

D:行動の説明(子どもの行動を実況中継のように言葉にする) Discribe

E:楽しむ  Enjoy

 

これらの頭文字をとって、PRIDEスキルというわけです。

 

Praise  ほめる

ほめることがよいというのは、ほとんどの方が納得できることだと思いますが、

特に具体的にほめるというのが有効です。

単に「ありがとう」というよりは、「おもちゃを貸してくれてありがとう」と具体的にほめてあげたほうが、子どもの適切な行動が増えやすくなります。

 

Reflect 繰り返す

子どもの言ったことばをそのまま返したり、補足して言ってあげたりします。

例えば、子どもが「ワンワンいる~」と言ったら「犬がいるね~」などと返してあげます。

これにより、子どもは自分が言ったことばの復習ができたり、正しいことばを覚えられたりします。

 

Imitate まねをする

例えば、子どもが絵を描いていたら親も真似して絵を描いたり、子どものポーズをまねしたりするのも有効です。

子どもは、自分が認められていると感じることができます。

 

Discribe 行動の説明

これは、要は実況中継です。

子どもの行動に合わせて「〇〇ちゃんが青いブロックを持ちました~」とか「〇〇くんが車を走らせていま~す」といった感じです。

これも、親が子どもに注目しているということを知らせることができます。

子どもの遊びへの集中が高まりやすいという効果もあるそうです。

 

Enjoy 楽しむ

親が楽しそうにしていれば子どもも楽しい気持ちになります。

親子にとってのかけがえのない時間になるでしょう。

 

 

単に、「子どもにたくさん声をかけてあげよう」と考えると、

何を話したらいいか分からなくなってしまう人も多いと思うので、

これらのスキルを意識して関わるのは、とても意味があると思います。

 

先にも書いたように、PCITはセラピー(つまり治療法の一種)なのですが、

別に子どもに問題行動があってもなくても、また親子関係に問題があってもなくても、

どちらにせよ、意味のある手法だと個人的には考えます。

 

おわりに

そもそも何でこの記事を書いたかというと、私自身が育休中にこのPRIDEスキルを使ってみて、役に立つなぁと感じたからに他ありません。

 

子どもにどんな言葉をかけてあげるか、うまく思い浮かばないときに、PRIDEスキルをよく思い返していました。

 

え~っと、Pはほめるだ、ほめてみよう。

Dは行動の説明か、とりあえず子どもの行動を実況中継してみよう、といった具合です。

私自身は、特に子どもに問題行動があるとは感じていないので、言葉かけ便利ツールとしてとらえています

 

これにより、前よりも声をかける機会がふえたような気もします。

ただ、それでも妻には、

「もっと声かけてあげてよ!」と怒られてしまうことがよくあります(;^ω^)

 

すぐ、ぼーっとしちゃう癖があるのが私自身の課題ではあります・・・。

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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手軽な方法で車検代を5万円節約できたという話

こんにちは!

こころふです(^^)

 

長期の育休をとり、大幅に収入減となったことをきっかけに、節約にこだわるようになりました。

どうやったら出費を減らせるのかを、常日頃から考えるようになりました。

もはや節約が趣味のようになってきました(笑)

 

今日はタイトルのとおり、車検の話をします。

 

車検ってやたらお金がかかるイメージありませんか?

節約に目覚めた私からすると、これは見過ごせない問題でした。

 

ただ、私は車のことについて何もわからない素人です。

毎回、ディーラーに点検の説明を受けてもちんぷんかんぷんでした(;´∀`)

 

車検の目的といえば、安全なカーライフを送ることにあると思うので、単に安くすませればよいというものではないのは分っています。

 

ただ、じゃあ高い額を払えば質の高い点検が受けられるのかというと、それも私のようなド素人には全く判断できないわけです。

もしかしたら、ぼったくられているかもしれないですし・・・。

 

私が今乗っているのはホンダのベゼルで、すでに5年以上利用しているのですが、乗ってもあと2年間だと思っているので、この際点検・整備の質は気にしないことにして、わかりやすく安さにこだわってみました(*´▽`*)

 

結果、いつもどおりディーラーで車検を受けるより、約5万円も安く済ませられたので、その方法を書いてみたいと思います。

とても簡単な方法なので、車検をとにかく安く済ませたいという方には参考になるかと思います!

相見積もりをとる

結論からいうと、相見積もりをとることです。

まぁ何の変哲もない誰でも思いつきそうな方法ですが、実際これをやってる人ってけっこう少数派なのではないでしょうか。

少なくとも私の周りで、複数のお店で見積もりをとっている人はいませんでした。

その理由は、「面倒くさいから!」の一言につきると思います(;´∀`)

私も最初は面倒くさいと思いました。

でも、やってみると、多少時間はかかるものの、それほど大変ではありませんでした。

 

では、具体的にどのお店に、どの順番で見積もりをとったかを書いてみます。

 

 

最初は“黄色い帽子”

まず、私がたずねたのは某“黄色い帽子”でした。

なぜここにしたかというと、実は以前ここにタイヤを預けていたことがあり、「車検を受けませんか」というハガキが届いたからです。単にそれだけ。

 

特に何も言わずに見積もりをお願いした結果、見積額は、112,388円でした。

正直なところ、ふ~んという感想で、これが高いのか安いのかも判断できませんでした。

 

安いと評判のコバック

次に、車検が安いとの評判を聞き、コバックをたずねました。

受付のお姉さんが丁寧に接客してくれたのが印象的でした(^^)

ちょっとだけ待つと、すぐに見積もり結果を出してもらえました。

 

その結果は、なんと58,116円!!

補足すると、これは短時間車検という、通常のプランより安く済ませることができるプランの額でした。これだと平日しか受けられないという条件つきです。

 

ただ、そのことを差し引いたとしても安い!

なにせ、この時点で某“黄色い帽子”の見積額より、5~6万円安い!

見積書を見ると、明らかに点検項目が少なく設定されていて、いかにも“最低限”の項目で済ませる感じなのだなぁと思いました。

 

でも、それでいいのです!

今回のコンセプトは質を度外視しての安さ勝負なのですから(*´▽`*)

もうここに決めちゃおうかなという思いもよぎりましたが、もう一軒、気になるお店があったのです。

それは・・・

 

他店よりも安くしてくれるビッグモーター

ビッグモーターでは、他店の車検見積書を持っていくと、それよりも10%安くしてくれるというロープライス保証をうたっています。

 

つまり、他のお店をいくつか回って見積もりをとり、最後にビッグモーターに相談するのが、一番安くすむはずなのです!

 

というわけで、ビッグモーターに相談に行った際、コバックでとった見積書を渡してみました。

その結果、見積額は59,720円!

 

・・・って、あれ?
おかしいな、コバックよりちょっと高いぞ(;^ω^)

 

話を聞くと、コバックの点検項目には入っていなかった、ヘッドライトの曇り磨きが、車検を通すにはどうしても必要だとのこと。

 

言われてみると、たしかにヘッドライトの部分がだいぶ曇っていたので、これは必要なんだろうなと納得しました。

それをやってもらってもなお、コバックと1,000円程度しか変わらないわけなので、トータルでみればお得なのではないかと思いました。

 

 というわけで、ビッグモーターに決定!!

 

※あとで知ったことですが、コバックでも他店より安くするサービスをしているらしいので、回った順番によっては、コバックにもっと安くしてもらえた可能性はあると思います。まぁ微々たるものでしょうが。

 

ディーラーで見積もりを取った場合

一応最後に、ホンダのディーラーでも見積もりをとってみました。

最初に提示された額は、115,000円くらいでした。

 

私からコバックとビッグモーターの見積書を提示したところ、車検の項目を減らし値下げはしてくれたのですが、それでも80,000円までが限度とのことでした。

コバック、ビッグモーターと比べ、まだ2万円ほど高い額です。

 

分かったことは、ディーラーは中古車店などと比べ、車検が高くなりがちだということです。

 

過去の自分は、車検といえばディーラーでやってもらうものとしか考えていなかったし、相見積もりや値段交渉など思いつきもしませんでした。

何も考えずディーラーでやってもらっていたら、今回よりも5万円以上支払っていたことになります(;´∀`)

 

いろいろと調べてみた感じでは、一般的にディーラーの方が整備の質はよいと言われているので、お金をとるか質をとるかの選択になるんでしょうかね。

 

別にどっちが正しいとか言うつもりはないですが、今回のコンセプトからすれば、相見積もりして、最終的にコバックかビッグモーターで安くしてもらう、というのがけっこうベターな方法だと言えると思います。

 

もっとも、「ユーザー車検」なる自分で車検をとおすやり方もあり、それが一番安いという話も聞くのですが、私にはちょっとハードルが高そうなので、今回はやめときました(;´∀`)

 

まとめ

今回は、手軽に車検代を安くすませる方法について書いてみました。

結論としては、いくつかのお店で相見積もりをとり、コバックかビッグモーターで安くしてもらうという方法が、なかなかいい方法なのではないかということです。

何も考えずにディーラーでやってもらうよりも、5万円近くも安くなる可能性があります!

 

この方法のよいところは、私のようにいっさい車の知識がなくてもいけるということです(*^^*)

相見積もりとるのが面倒くさいと思う人も多いと思いますが、2~3店なら、スムーズにいけば半日あれば回れてしまいます。(事前に予約はしておくべきだと思います)

 

それだけの手間で5万円やすくなるのなら、かなりコスパいいと思うので、おすすめです(*´▽`*)

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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保育園の保護者対応への不満など

こんにちは、こころふです(*^^*)

最近まで1年間の育休をとり、育児に専念していました。

 

あっという間でしたが、とても楽しく、幸せな1年間でした(*´▽`*)

もっと育休とりたかったくらいです。

 

さて、先日、うちの子と同じ保育園に通うKちゃんのママと話す機会がありました。

Kちゃんはこの4月から保育園デビューしたばかりです。

 

必然的に保育園の話題になったのですが、Kちゃんママからは、出るわ出るわ、園の保護者対応への不満が!!

 

 Kちゃんママの方が特に不満に思っていることの一つに、保育園利用の制度について質問しても、満足に答えが返ってこないことがありました。

聞くと、Kちゃんは市外からの入園なので、園を利用する際の制度がやや複雑なのだそうです。

なので、わからないことを先生に聞くわけですが、あやふやな答えしか返ってこないらしく、何度聞いてもよくわからないそうな(;´∀`)

 

それから、Kちゃんを迎えに行くとき、その日どんなふうに過ごしたか、その報告があまりないのだそうです。

ママさんの方から聞いても、適当な返事しかもらえないとのこと。

 

それ以外にも、塩対応を受けることがたびたびあったらしく、ママさんの方が登園拒否になりそうだったと話していました( ;∀;)

 

実は、Kちゃんママ自身が保育士で、子育て前は保育園でバリバリ働いていたそうなので、余計に保護者対応の粗に気づいてしまうようです。

「もっと保護者の気持ちに寄り添ってほしい」という言葉が印象的でした(;´∀`)

 

Kちゃんママの話には、私も共感できる部分がありました。

 

私自身は、最初のころは、園の対応についてはこんなもんかなぁとあまり気にはしてませんでした。他の園と比較したわけでもないですしね。

 

ただ、娘が登園拒否になってしまったときの園の対応には、強い憤りを覚えたものです。

 以前にも少しだけブログで書きました。kokorofu.com

kokorofu.com

 

例えば、娘が朝行くのを強く嫌がるとき、少しでも負担を軽くしてあげたいと思い、“お昼前に迎えに行く”ことを条件に、連れて行ったことが何度かありました。

 

また、「とりあえず今日は玄関まで行ってみよう。玄関のドアをタッチして帰ってこよう!」と伝え、実際そのとおりにしたこともありました。(スモールステップの考えにもとづいて試してみたことです)

 

いずれも、あくまで娘の気持ちに寄り添い、園への抵抗感をへらそうと思ってやってみたことです。

 

ところが、こういった私の関わり方について、あきらかに嫌そうな顔をする先生がいたのです。

私から「すみません、今日もぴよことお昼前には迎えに行く約束をしているのですが・・・」と伝えると、「子どもに見つからないように来てくださいね( ̄д ̄)」と、すご~く嫌そうな顔で言われたのです。

 

これはどういうことかというと、

そもそも娘は園に行ってさえしまえば、楽しく過ごせているということ。

園としてはなるべく最後まで娘を過ごさせてあげたい、という気持ちがあること。

でも親(私)が迎えにくると、どうしても帰りたい気持ちが強くなってしまう。

だから、親が顔を見せる前に、まず先生から帰りたいかどうかを娘に聞きたい、というわけなのです。

 

これについては私も、娘さえ帰りたがらなければ、そのままお昼過ぎまで園で過ごしてもらいたいなぁと思っていたので、私からよりも先生から確認してもらうという考えには賛同していました。

 

では、なぜ嫌そうな顔をされたのか。

 

これは推測ですが、私が娘を休ませたり早帰りさせようとする態度について、“私が保育園のことを信頼していない”とみなされてしまったのではないか、と思うのです。

 

一応言っておくと、私としては、まったくそのようには思っていませんでした。

娘が園に行ってさえしまえば楽しく過ごしているということは分っていたので、むしろよくしてくれてるんだろうなぁと信用していました。

 

なので、先生からこのような態度をとられてしまったことは、私の中ではかなりショックな出来事でした。

と同時に、憤りを覚えました。

 

わが子の気持ちに寄り添い、無理強いさせるよりは休ませてあげよう、負担をへらしてあげようとする態度が、なぜ責められなければいけないのか。

甘い対応だと受け止められたのかもしれないが、そうだとしても、そんなあからさまに嫌そうな顔をすることが、本当に保育のプロとしての在り方なんだろうか、と・・・。

 

本来、もっと子どもへの対応について、園に相談したり、足並みをそろえたりといった努力が必要なのだとは思うのです。

ただ、私の場合は、相談したところで、先生側の考えを押し付けられるだけなのではないだろうかと思い、あきらめてしまいました。

 

これは逆の視点で見れば、自分の考えを押し付けるような専門家は、相談者の本音を引き出せず、なんら解決に導くことができない、もしくは悪化させかねない、ということです。

専門家のはしくれとして、このことは忘れずにいたいと思います。

 

一応つけくわえておくと、

今でも、園の先生方が、子どもたちに一所懸命対応してくれているというのは、感じています。子どもへの対応については、今のところ信頼しているのです。

だから、今の保育園を選んだことも、トータルで見たらよかったのだと思っています。

 

このまま子どもたちには保育園でいろいろな経験をさせてもらい、のびのび育っていってほしいなぁと切に願っています(*´ω`*)

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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保護者や関係者から子どもへの“指導”を求められるときの対応②

こんにちは。こころふです。

公認心理師として、対人援助職をしています。

 

前回、このような記事を書きました。

よかったら読んでみてください!

kokorofu.com

 

いわゆる“問題児”に手を焼く親御さんや関係者から多い相談、というか要望が、

「この子に厳しく指導してやってください」です。

 

別に子どもを“指導”することそのものが悪いなんていうつもりはありません。

むしろ適切なタイミングでの指導は必要です。

 

ですが、上記のような文脈で「指導」という言葉が使われるとき、

その要望をそのまま受け入れてしまうと、子どもからの反発を招くだけで、

百害あって一利なし、ということになりかねません。

 

優先すべきは、やはり“関係づくり”だと思います。

 

この“関係づくり”は、相談に連れてこられる子どもとだけではなく、相談者(つまり親御さんや関係者)とも必要になるものです。

 

ただ、子どもと相談者との考えが対立的であったり、関係が悪かったりする場合、両者と並行して関係をつくっていくのは簡単ではありません。

両者の気持ちに寄り添い、理解を示し、細心の注意を払いながら両者がおり合えるポイントを探す努力をすることになります。

 

今回は、具体例を挙げて、このような相談があったときにどのように対応するが望ましいのか、私なりの考えを書いてみたいと思います。

なお、とりあげる事例は架空のものですが、実際にあった事例をミックスしてつくったものです。

 

事例

とある施設で生活する中学生男子Aくん。Aくんは、周りの子や施設職員に対して横柄な態度が目立ち、時に暴力的な行為があったり、自傷行為をしたりもします。

過去に父親を亡くしており、母親も病気がちだったことから、小学生のころから施設で生活しています。

最初こそ素直な子でしたが、思春期になるにつれ、上記したような行動が起こるようになりました。

困り果てた施設職員は、Aくんの行動改善を期待して、Aくんに対して指導的な態度で関わってほしいと心理師である私に相談を持ち掛けました。

 

と、こんな感じの内容です。

 

まず、職員さんの困り感はとても理解できます。

Aくん本人の問題だけですめばまだしも、時々とはいえ、周りへの暴力的な態度がみられたり、自傷行為はやはり周りの気持ちをざわつかせます。

施設という集団生活において、Aくんは平穏を脅かす存在なのでしょう。

何らかの対策・工夫が必要なのは言うまでもありません。

 

一方で、Aくん自身の困り感も強いと思われます。

幼くして父親を亡くしていること、また長期で家族と離れて生活をしなければならないことは、まだ10代のAくんにとって、とても辛い体験だったはずです。

 

このことが、Aくんの現在の行動と無関係とは思いません。

おそらく思春期という多感な時期であることも相まって、自身の不安、辛さ、孤独感、生きづらさなど、様々な感情が日々渦巻いているのではないかと思います。

 

そもそも、暴力だとか自傷行為を、好き好んでやる人は珍しいわけで、そうせざるを得ない状況に追い込まれているのではないか、と当事者の心理的背景に思いをはせることが重要です。

 

対応

この事例において、いわゆる専門家のもとに連れてこられたAくんに対し、「そういうことはやってはいけないよ」と指導的にかかわるだけで改善が望めるでしょうか。

冷静に考えれば、多くの人が、それでは不十分、もしくは逆効果だと感じることと思います。

 

しかし、今まさにAくんの行動に巻き込まれ、心身ともに疲弊している施設職員にとってみれば、一刻も早くAくんの行動を落ち着かせたいわけです。

周りの子を守らなければいけないという責任感もあるでしょうから、なおのことです。

 

そんな職員さんに対して、「もっとAくんの気持ちを考えろ」と外部の人間が偉そうに言ったところで、解決しないこともまた明らかです。ただ失望感を与えるだけでしょう。

 

さて、ではどうしたらよいのでしょう。

 

まずは、Aくんと施設職員両方の話を丁寧に聞き、今の大変さ、困り感に共感を示し、時にねぎらいの言葉をかけることになります。

 

それを繰り返すことで、両者との信頼関係を築いていきます。

信頼関係ができれば、Aくんも自身の心情を打ち明けてくれるようになるかもしれません。

気持ちを打ち明けることそのものが、Aくんにとっての精神的な癒しにつながります。

 

また、信頼関係ができることによって、多少のことなら、こちらの意見に耳を傾けてくれるようになるかもしれません。

 

「周りの子に、もうちょっと優しくすることができたらいいね」とか「職員さんもAくんのことを思って指導してくれてるんだと思うよ」などの声かけに、耳を傾けてくれるようになれば、少しずつでもAくんの行動に変化が起こってくるはずです。

 

施設職員の側にしても、Aくんに対する困り感を外部の人間に吐露することができ、大変さを分かってもらえたとなれば、精神的な余裕が生まれ、Aくんに対してのネガティブな感情がゆるくなるかもしれません。

 

そのうえで、Aくんに対して必要なのは、“指導”ではなく“関係づくり”だと考えていることを丁寧に伝え、理解してもらえるように努力します。

 

これらのアプローチは、Aくんと職員との関係改善につながり、結果的にAくんの行動が落ち着くことにもつながるはずです。

 

ここで、私はAくんにも職員にも指導的な関わりをしていないばかりでなく、アドバイスらしきこともそれほどしていません。

ただただ、両者の話を聞き、気持ちに共感・理解を示したばかりです。

これだけで改善につながるケースはあります。

むしろ、変に指導やアドバイスをするからうまくいかないという場合もあります。

 

おわりに

相談の現場で働いていると、正論や指導、説教といった類のものはほとんど役に立たないなぁと感じます。 

“何を伝えるか”よりも“どんな関係性のもと伝えるか”、の方が数倍大事だと思います。

 

もちろん、困り果てている相談者にこのことを理解してもらうのは、それほど簡単なことではありません。うまくいかないこともあります(;´∀`)

 

でも、誠意をもって関わり続けることで、少しずつ状況がよくなっていくことは多いです(*^^*)

長くなりましたが、今日はこのあたりで。

 

 

 

 

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保護者や関係者から子どもへの“指導”を求められるときの対応

 

編集

こんにちは。こころふです。

2児の父であり、先月まで長期育休をとっていました。

 

最近職場復帰しましたが、長いこと休んでいたことのツケなのか、なかなか仕事のペースがつかみきれずにいるところです。

あぁ休みボケ(;´∀`)

 

さて、私は公認心理師として、対人援助の仕事をしているのですが、かねてから難しいなと思っていることがあります。

それは、タイトルにも書いた通り、相談者(これは親だったり、学校の先生などの関係者だったりします)から子どもへの“指導”を求められる場合です。

 

例えば、「学校での態度があまりに横柄。問題行動が多い。クラスの子の物がなくなってしまうことも何度かあった。専門家から“指導”してもらいたい」といった内容です。

 

正直なところ、この手の要望にそのまま応えるのは気が進みません(-_-;)

一言でいってしまえば、“指導”することの意味が感じられないからです。

 

この手の問題児として見られがちなタイプの子は、小さいころから何度となく、親や先生などから叱られ、指導され、説教されてきていることが普通です。

ところが、それでも行動が改まっていないから、相談につながっているわけです。

だから、昨日今日会ったばかりの誰だかよく分からない大人に説教されたところで、行動が改まるわけがないのです。

 

それどころか、ただでさえ低いであろう自己肯定感がさらに低下してしまったり、相談を持ちかけた親や関係者への不信感が強まってしまったりと、逆効果になりかねません。

 

なので、相談者の要望通り、ストレートに“THE指導”を行うことはほとんどありません。

どんな案件でも、最初に重きをおくべきは“関係づくり”だと思っているので、まずは子どもをウェルカムな態度で迎え入れ、丁寧な態度、言葉遣いを心掛け、なるべく相手に不快感を与えないことに努めます。

信頼関係がまったくできていない相手からの言葉なんて、それがどんな内容であれ響くわけがありませんからね。

 

とまあこれがセオリーだとは思っているのですが、ことはそんなに簡単ではありません。

相談を持ち掛けてくれた親や関係者に、このような私の考えを理解してもらう必要があるからです。

 

仮に、初回の面接で子どもと打ち解けることができ、関係づくりがうまくいったとしましょう。

「よし、うまくいったぞ!」と意気揚々と面接を終え、子どもも私もニコニコ顔で相談者のところに合流したとしましょう。

それを見た相談者はどう思うでしょうか?

 

「あれ?おかしいな」と思うかもしれません。

「私はうちの子に厳しく指導してもらいたかったのに、なんでうちの子はあんなにニコニコしているんだろう?これじゃあせっかく連れてきた意味がないではないか」と。

 

この場合、子どもからの信頼を得られた反面、親(関係者)からの不信をかってしまったことになります。

こういうケース、けっこう多い(;´∀`)

ひとたび不信感をもたれると、その後のやり取りが難しくなり、下手をすれば一発アウト、もう二度と相談されなくなってしまいます。

 

なので、当たり前ですが、(問題視されている)子どもだけでなく、相談者との関係づくりも意識する必要があります。

と、口で言うのは簡単ですが、考えの異なる相手に対して、自分の方針を伝え理解してもらうのはとても難しいことです。

正直なところ、うまくいかなかったケースはたくさんあります。

 

そんな中でも、私自身がこころがけていることを挙げてみたいと思います。

 

①相談者の困り感を丁寧に聞き、共感を示す。

 

②相談者側、子ども側の一方に肩入れせず、なるべく中立な態度をこころがける。

 

③相談者の信頼を得られたと感じたところで、自分の考え(指導や説教はあまり意味がなく、関係づくりやポジティブなコミュニケーションこそが重要であること)を丁寧に伝える。

 

このような感じになります。

場合によっては、不本意ながらも、相談者の要望にいったんは乗っかってしまうこともあります。(もちろん、子どもとの関係を損ねない程度にですが)

あえて乗っかることで、相談者からの信頼を得やすくなるからです。

初めからこちらの意見を真っ向から伝えてしまうと、先ほど書いたように一発アウト(要はドロップアウト)になってしまう可能性があるので、そうなるくらいなら・・・というわけですね。

感情的に巻き込まれてしまわないよう、細心の注意を払う必要はありますが。

 

相談者と(問題視されている)子どもが対立した関係の場合、両者のどちらにも肩入れせず、中立にやっていくことになりますが、それはまるで綱渡りのようなものです。

どちらかに寄ってしまうと、一気に落下してしまうことがあるからです。

実際、何度も落下した経験、あります( ;∀;)

 

なんだかやや抽象的な話になってしまいましたが、次回はもっと具体的な話を書いてみたいと思います。

乞うご期待!(*^^*)

 

 

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男の育休取得を「えらい」と言われることへの違和感について

こんにちは、こころふです。

2児の父であり、つい先月まで1年間の育休をとって家事・育児に専念していました。

 

長期で育休をとると決めたのは、私にとって一大決心でした。

一番心配だったのは、周りの反応です。

 

当時、私の中ではまだ、「男が育休をとる」ことへの偏見だったり、否定的な見方をする人がけっこういるのではないか、という思いがあったのです。

 

なので、例えば「なんでとるの?」と聞かれたときに、「もっともらしい理由を理路整然と言えなければいけない!」「必要に迫られているということをしっかり伝えねばならない!」というわけのわからない思い込みがありました(;´∀`)

別に「とりたいからとる!」で問題ないんですけどね。権利なので。

 

実際は杞憂も杞憂で、否定的なことを言う人はいませんでしたし、「なんでとるの?」と聞かれることもほぼなかったですね。

(唯一私の両親だけは、なぜか「え~?やめたほうがいいんじゃない?」と言ってましたが、理由もわからないのでスルーしました、笑)

むしろ背中を押してくれる人が多くて、ありがたかったですね(*´▽`*)

 

 

あとは、職場の中では経験が長いほうになっていたので、自意識過剰かもしれませんが、多少は期待されているかな~という思いもあり、1年間休むことで職場に迷惑をかけてしまうんじゃないか、という心配もありました。

実際、最初に育休の希望を上司に話したとき、最初はやや困ったような顔をされた気がしました。でも、すぐに理解してもらうことができ、応援してもらえたんですけどね。

 

というわけで、ほとんどの人が私の育休取得についてポジティブにとらえてくれたのは本当によかったです。

 

さて、今回の本題ですが、

「育休をとってるんです」と言うと、「えらいですね~!」と言われることがよくありました。

それこそポジティブにとらえてくれているわけなので、ありがたいっちゃありがたいんですけど、なんか違和感がありました。

 

それは私自身が、別にえらいなんて思ってなかったし、意識高い系(?)と思われるのもイヤだったんですよね。

言われるとなんだかむずがゆくて、全力で否定しちゃいますね(;´∀`)

 

そもそも、私が育休をとりたいと思った理由として、まず好奇心があります(*´▽`*)

「育休とったらどんな生活になるんだろう?」「大変って聞くけど、どれくらい大変なんだろう?」「子どもの反応はどうかな?」「意外とけっこう楽しいんじゃないかな~」って感じですね。

 

それに、仕事と距離を置きたいという気持ちもありました。

特に、育休に入る前の1年間は今までで最も仕事がハードだったので、このまま続けるのはきついなぁと思っていました。

定年までに長期で仕事を休むチャンスなんて、育休か病休か介護休暇か、仕事を辞めるかしかないですからね。

この中では圧倒的に育休取得が穏当な方法ですよね(笑)

 

おそらく「えらいですね」の言葉の裏には、「奥さんの育児負担を減らすために仕事を休むなんてえらい!」という意図が隠れているんでしょうが、まぁもちろんそういう気持ちもないとは言いませんが、一番はやっぱり自分のためですね(*´ω`*)

 

だから全然えらいなんてことはないし、まして意識が高くもありません。むしろ低いかもです(笑)

 

他にあった反応としては、「素敵ですね!」とか「いいね~!」とか「おもしろ~い!」とかですかね。

あくまで個人的にですが、そういう反応の方が嬉しかったですね(*^^*)

 

なので、今後もし私の周りの男性が育休をとると聞いたときは、「素敵だね~!」「きっと楽しいよ!」などと言ってあげようと思います!

 

 

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時短勤務を選択した理由と、早くも断念しそうだという話

こんにちは!

2児の父である、こころふです。

先月まで1年間育休をとっていましたが、この4月から仕事復帰しました。

 

この記事を書いている時点では、「時短勤務」(厳密には「部分休業」というらしいですが、ここでは「時短」としておきます)という勤務形態をとっています。

ですが、早くもこの働き方に限界を感じ始めている今日この頃・・・(-_-;)

 

今回は、私が「時短勤務」を選択するに至った経緯と、どうして限界を感じているかといったことを書いてみたいと思います。

仕事と育児の両立に悩んでいる方、ご自身の働き方に疑問を感じている方などに参考になるのではないかと思うので、よかったら読んでみてくださいね~(*´▽`*)

 

 

私が時短勤務を選択した理由

私がこれまで10数年働いてきた経験と、数年間育児(うち1年間は育休)をしてきた経験から、出した結論は、

「共働きフルタイムで、2人の子を育てるのは厳しい。少なくとも十分な両立は難しい」でした。

これはもちろん、業種や職場環境にもよるので、どこの家庭もそうだとは言いませんが、少なくとも我が家のケースではかなり厳しいと感じています。

なにせ、1年間育児に専念できる状況であっても、つまり仕事をしなくてよい状況であっても、かなりハードだと感じたのですから。

それに加えて仕事をフルタイムでやるとか、とてもじゃないけど両立できる自信がありません。

もちろん、共働きだから保育園を利用するわけですが、以前も何度か書いたように、うちの娘は登園しぶりが激しいほうなので、朝から夜まで保育園に預けるというのは、娘に大きな負担をかけてしまうことになり、丁寧なフォローが必要になってきます。

そのためには、親にも時間的・精神的な余裕が必要になりますが、フルタイムで今の仕事をしつつ余裕を持って子育てに当たるというのは、私には無理だと感じます。

 

このことは、育休中に強く意識していたことでもあり、私が非常勤の仕事に転職するとか、なんなら専業主婦になるのもアリかな~とか、考えたりしていました。

 

いろいろ悩んでいた私ですが、育休中に職場の上司と話をした際、職場復帰に不安があることを伝えたところ、上司からいわゆる「時短勤務」の提案を受けました。

これは、私が思いもつかなかった選択肢でした。

 

ただ、勤務時間だけ減って、仕事量が減らないのではあまり意味がありません。そのあたりも大丈夫なのかと上司に確認したところ、「時短勤務で間に合うような仕事を割り振ることもできるから」と言ってもらえました。

願ってもない提案だと思い、私は時短勤務を希望しました。

定時より2時間先に帰らせてもらうことにしました。

そうすれば、4時には子どもたちを保育園に迎えに行くことができ、娘の負担もそれほど重くはならないだろうという考えたのです。

 

給料は減ってしまいますが、それで時間的・精神的に余裕をもった生活ができるのであれば、メリットの方が大きいと思いました。

 

現実は甘くなかった!

期待とは裏腹に、現実は甘くありませんでした。

4月1日、復帰初日に分かったのですが、結局育休をとる前とほぼ同じような仕事内容を割り当てられていたのです。

事情はすぐ分かりました。新しく入ってきた方に持病があるとのことで、その方にはハードな仕事を任せられないということだったのです。そのぶん、比較的負担の大きい仕事が私に回ってきたというわけです。

理解はできたものの、どうしたらよいのだろう、と戸惑いました。

仕事の負担を減らしてもらうことを前提に「時短」を希望したわけですから、その前提が変わってしまっては、「時短」で働くことの実現性がゆらいでしまいます。

 

とはいえ、これは想定の範囲内でもありました。

正直、そんな簡単に希望がとおるものなのかと半信半疑ではあったのです。

まぁ6:4くらいで期待が勝ってはいたので、かなりがっかりしたのは事実ですが…。

 

私の仕事はいわゆる対人援助職ですが、夕方以降に相談対応をすることが比較的多いので、早帰りだと、十分に仕事をこなすことができません。

 

職場内のバックアップ体制は、ある程度整えてもらっているとは思います。

早く帰る私に対して嫌な顔をする人は誰もいません(少なくともそう感じません)。

これは本当に感謝です。

でも、いかんせん、いわばゴールデンタイムに職場にいないわけですから、どうしても仕事が中途半端になってしまいます。非常にやりづらいです。

また、周りの同僚はみなとても忙しそうなのに、私が時短で働いているゆえ、余計に負担をかけてしまっていることも否定できません。

体調のわるそうな同僚もいますし…。

 

私としては、このような状況下で、時短勤務を続けられる自信がありません(;´∀`)

今のところは様子見でやってみていますが、いずれはフルタイムにもどすしかないのかなぁと感じています。

幸い、子どもらのお迎えは、妻のご両親が手伝ってくれることにはなったので、何とか生活を回すことはできそうです。

 

でも・・・

結局のところ、目標としていたライフワークバランスには程遠いなと感じてしまいます。

やはりこれが現実なのでしょうか( ;∀;)

 

なんだかネガティブな内容になってしまいましたが、まだ完全にあきらめたわけでもありません!

これからも、子育てと仕事の両立、ワークライフバランスは目指していきたいです。

場合によっては転職、セミリタイアなども視野に入れていくかも!?

がんばります(*´▽`*)

 

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!

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