こんにちは。
今日、公共の子育てプレイルームみたいなところに、
1歳の娘を遊びに連れて行ったときのことです。
娘がふいに、おままごとセットで遊んでいる男の子の横に行ったかと思うと、
少し割り込むような形になり、おもちゃで遊び始めたのです。
男の子は腰が引けてしまったらしく、娘からちょっと距離を置き、
娘の遊んでいる様子をしばらく見つめていました。
娘はおもちゃを横取りしたというわけではなく、
ただそこに遊びたい道具があったからそこにちょろっと入り込んだといった感じ。
注意するか迷ったのですが、
そこには相手の親御さんもおり、ちょっとバツがわるかったので、
娘には「お友達が遊んでたよね」「違うところに行こうか」と声をかけてみましたが、
全く反応なし。
ただ、その場から引きはがすほどの状況でもないと判断したのと、
男の子と一緒に遊んでくれたらな~とも思ったので、ちょっと様子を見ていました。
すると、相手のママさんから私へのジ~ッという視線に気づきました。
私もママさんの方に視線を向けると、たった一言
「順番」
とだけ、聞こえたような気がしました。
「ん?」と思い、聞き返してみるとやはり、
「順番」と言っているようでした。
表情から察するに、どうやら、
「子どもに順番は守らせろ」と言いたいようだったのです。
なぜ「順番」というたった一言だったのかというと、
どうやら相手のママさんは中国系の方だったようで、
日本語はかたことしか話せないようだったのです。
なんにせよ、厳しい視線を向けられた私は、
娘を抱き上げそそくさとその場から離れました。
おもちゃを取り上げられた娘は当然いやがり声をあげましたが、
さすがにあのまま遊ばせておく勇気はなかった・・・。
今回のことは、様子を見るだけにとどめた私も悪かったのかもしれませんが、
今まで直接的に親を責めてくる(少なくともそう感じた)親御さんに会ったことがなかったので、
ちょっと面食らってしまいました。
私が逆の立場だったら、
男の子に「お友達といっしょに遊びなよ~」と声をかけたりしたと思うのです。
まぁ相手が初対面で、考え方がわからない以上、
無難に最初から引き離すことがベターだったのかなぁとは思っていますが。
また、言葉の壁がなければ、親同士でなんらかのコミュニケーションをとって
やり過ごせたのかもしれません。
さて、今回に限らず、
子ども同士のちょっとしたトラブルはよく起こります。
相手をたたいてしまうとか、度をすぎた嫌がらせとかであれば、
注意すべきでしょうが、
そうでないグレーゾーン的なシチュエーションであった場合、
対応に迷うことが少なくありません。
例えば、うちの娘はブランコが好きでよく使うのですが、
長いと何十分でものろうとするんですね。
他の子が「ブランコのりた~い」と言ってきた場合、
娘に「そろそろかわろう」と促しますが、ほとんどの場合降りようとはしません。
相手の子の要求がエスカレートしてこようものなら、
どうすべきか困ってしまいます。
公園のブランコに「〇分で交替しなければいけない」というルールはありません。
でもあまりに長ければ、譲ってあげるのがマナーだとは思います。
ただ、じゃあその時間って何分から?
5分?
10分?
それとも15分?
お互いの年齢にもよる?
考え出すときりがありません。
そもそも、そういう些細ないざこざに親が介入すべきなのか?
いろいろな意見があると思います。
見守っていればいいと言う人、早めに介入してあげる方がいいと言う人。
さまざまですよね。
個人的な意見でいえば、
明らかにどちらか一方がわるいとか、激しいケンカが起こっているという状況でなければ
親はあまり介入しないほうがいいのではないかと、最近は思っています。
以前は「どちらかというと早めに止める派」だったのですが、
最近は身近にいるママさんたちの影響を受け、
「どちらかというと見守る派」に転身しました(笑)
理由としては、なんでもかんでも親が介入してしまうと、
子どもの自律性、対応力が育たないんじゃないかと思うからです。
子ども同士の関係で困る経験も必要だと思います。
収集がつかなくなるなら、そのとき親が介入すればいいと思っています。
とはいえ、やはり相手の親御さんの考え方、スタンスを慮ることも大切ですね。
今回のことで身に染みました(;^ω^)
子育てって、本当に学ぶことが多いですね~。